初歩 導体抵抗と抵抗率

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電気工事士の試験によく出る導体抵抗と抵抗率のイメージ写真です。


導体抵抗と抵抗率について
電気工事士の筆記試験の際には、よく出る重要度の高い項目です。基礎中の基礎ともいえますね。電気工事士なら必ずマスターし、理解しておきましょう。

導体抵抗

導体の抵抗は、長さに比例し、断面積に反比例します。この問題は私たちの時代に、必ずと言っていいほど、出題された項目です。長さが2倍になれば抵抗Rは2倍、4倍になれば抵抗Rは4倍になります。直径が2倍になれば抵抗Rは1/4倍、半分になれば4倍になります。

抵抗R=抵抗率ρX長さl/断面積A

RはΩ ρ(ロー)はΩ・m lはm(lは小文字のエルです)
電気工事士の試験によく出る導体抵抗と抵抗率のイメージ図です。




断面積を兀r²(πX半径X半径)で、覚えている人も多いでしょう。r=1/2Dとなり、1/2Dx1/2Dx兀を整理すると、D²兀/4になります。

筆記試験問題の特徴

筆記試験問題の特徴で、単に抵抗Rを計算で求める例は少なく、直径を2倍にした時1/2倍にした時、などの設問が多いように感じます。そういう問題の時は、兀D²/4の方が解きやすくなりますので、こちらの方を覚えておいた方がいいでしょう。度忘れしても、兀r²=兀x1/2Dx1/2Dから式は出てきますので、落ち着いて式を変形してください。

導体低効率

ちなみに軟銅の抵抗率ρは、1/58になります。硬銅は1//55です。軟銅は万国標準銅で、%導電率の基準となっています。%導電率は、(導体の導電率/万国標準銅の導電率)X100%であらわします。電気の流れやすさを、軟銅を基準としてその何パーセントにあたるかを数値化しています。導電率はσ(シグマ)=1/ρ(ロー)で単位はジーメンス毎メートル[S/m]になります。

導電率の順番

試験問題でよく出されるのが、導電率のよいものの順番を選択させる質問があります。主要な導体では、導電率の良い順で銀ー銅ーアルミニウム-タングステンー亜鉛ー鉄ーニクロムなどがあります。暗記するのは、語呂合わせで覚えたほうが楽でしょう。私はキットアル タンアッテ ニク (食べ放題)と覚えました。皆さんの自由な発想で、語呂合わせを作ってもいいでしょう。それを作っているうちに、自然に覚えてしまうこともできてしまいます。

閑話休題

ところで、電子機器の基盤などに金が少量使われているのはご存知でしょうが、導電率が一番いいわけではありません。金銀銅の順番ならいいのですが、上の主要導体で言えば、銅とアルミニウムの中間に位置します。銀、銅、、アルミニウムの順です。たぶんサビに強いのが、大きな要因と思われます。しかし、金の価格はgで4、500円位とずいぶん高くなっていますね。2005年には1g平均1,619円が、2018年には1g平均4,543円になっていて、3倍弱も値上がりしています。今は5,000円前後で推移していますが、安い時に少しでも買っていればと後悔しきりです。

  





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